こんにちは。小学校の越境をお考えの方へ、少しでも参考になればと、実際に私の子供が越境入学した時に調べた事や体験したことを記事にしようと思い書いています。

越境という言葉を知ったのは奥さんからの提案があったからです。

幼稚園から小学校への入学時期が近づいてきた時に、越境させたいという話し合いをしました。子供にとって、少しでもいい環境で勉強して小学校生活を充実させていきたいと思うのは親としては自然なことですよね。




ただ、越境ときいて何か特殊な事情がなくてはできないのでは?と思いました。

当然、公立校へいく場合は住んでいる地域の学校の学区というものがあってその学区内の小学校へ行くのが普通です。そこをあそこの小学校へ行きたいからと簡単に変更する事はできません。

でも、越境入学・通学ができるという場合があるのも事実です。ここでは越境入学について、認められるケースをご紹介します。


もくじ

実際に越境が認められるケースは様々ですが

いじめなどによる不登校

学校環境に馴染めず不登校になったり、いじめなどで精神的に不安定になってしまったりなど子供にとってよりよい環境へと学区外の学校への越境が認められる事もあります。

特別支援学級へ通わせたい

発達障害やなんらかの障がいがあり、学区内にそれに対処してもらえる特別支援学級がないなどの場合も越境が認められます。ただし、学区内に特別支援級のある学校がある場合は希望の学校への越境が難しいかもしれません。

親が共働き

学校から帰っても家に誰もいないが、祖父母が住んでいるところなら面倒を見てもらえる。両親ともに仕事ややむを得ない事情で家を空けることがほとんど。といったような場合も祖父母の家が希望する学校の学区内にあれば、認められることもあります。

自営業の職場が学区内・介護などで付き添っている祖父母の家がある

自営業の場合などその職場が学区内にある場合などに子供がそこへ帰ってくるなどの理由で越境入学が認められることも。介護などで祖父母の家にずっといる場合なども同様。

 

これらの理由以外にも、いろんなパターンが考えられますが、代表的なものを挙げました。また、必ずしもこれらの理由があれば認められるわけでもなく、その自治体などにもよるようです。

 

越境入学・通学は誰に申請すればいいの?

私の場合ですが、まずは学校の校長先生に話を聞いてもらいにいきました。うちの場合は発達障害と診断されていため充実した特別支援学級に入れたかったからです。

以外にも校長先生の意見は受け入れに関しては入ってきて欲しいとのことだったのですが、それよりもPTAや教育委員会が厳しく、道判断されるか?との言葉を頂きました。

噂には聞いていましたが、他の地域からの越境をあまり好ましく思っていないのはPTAや教育委員会ということも(うちの近所では)あるようです。

私はこうして越境入学・通学させました

こういう理由から、結局我が家では希望する学区内に引っ越すという選択肢をとりました。引っ越すと言っても自宅があるので、ワンルームを借りてそこに住所を移したわけです。金銭的には厳しいものもありますが、学校の近くなので実際に半分は利用しています。

メリット

良かった点は特別支援級にとても力を入れている有名な学校だったので、先生や学校の方針もその通りとても熱心に指導してくださいます。安心して子供を学校へ送り出す事ができるということ。また、同じように熱心な親御さんも多いので同じ境遇の子供を育てる親としての繋がりもできました。

デメリット

自宅からは遠いので送り迎えが必要になります。毎日、車かバスを利用して私か奥さんが送り迎えをしています。また、小学生通しの下校などもできないのは少しかわいそうかなとも思います。また、住所を移した事による金銭的な面も負担があります。

以上で越境入学・通学に関しての一通りの流れを解説しました。最初は抵抗もありましたが、結果的に私にとっては朝や下校時に子供と接する機会も増えていい事もあります。また、教育面でもとても安心できるので、もし越境をお考えの方は是非参考にしていただければと思います。