- キーワードからユーザーの検索意図やニーズを考えるって何となくわかるけど記事への落とし込み方がわからない。
- 検索意図の調べ方とか便利なツールを知りたい。
こんな悩みを解決します。
この記事は検索意図の重要性と具体的な調べ方、どうやって記事に落とし込むのかを解説します。
キーワードを決めて“ただ記事を書いていた”時はまったく検索上位に表示されなかった僕ですが、検索するユーザーの検索意図をじっくり考えて記事に反映することで検索上位に表示されるようになり現在はブログから月40万円ほどの収益があります。
記事にキーワードを盛り込んだだけの記事はユーザーファーストの視点が抜けていて誰にも読まれない記事になってしまいます。
アフィリエイトで稼ぐためにはSEOを意識したライティング、つまり検索意図を読み取ったコンテンツを作ることはとても重要です。
検索意図を読み取り、ユーザーが求める記事を書くと検索上位を狙う事ができます。そうして悩みを解決するために最適な商品を教えてあげる。
この流れがつかめればアフィリエイトで大きく稼げるようになります。
もくじ
検索意図をきちんと知らないとSEOライティングは失敗する話
SEOを意識してライティングをするなら、ユーザーの検索意図を理解しようとせずに記事を書くと必ず失敗します。
理由は、いくら質のいいコンテンツを作ってもユーザーの求めていない情報であればその記事は読まれないからです。
正確に言うと、検索意図と記事の内容がズレていると上位表示されないので、「誰にも読まれない」ということになってしまします。
GoogleがWEBサイトを検索上位に表示する基準の1つにRankBrainという検索アルゴリズムがあります。RankBrainは人工知能で検索した人が入力したキーワードに対して最適な検索結果を返すことを目的としています。
2015年ごろから導入されているそうで、検索キーワードに対する最適な検索結果をずっと学習しています。
検索意図とは?
ここで検索意図とは何かをもう1度確認します。
検索意図とは「検索窓にキーワードを入力した目的」のことです。
ネットで何か調べたい事がある時はキーワードで検索しますよね。そのときのキーワードから、検索した人がどんな目的で、最終的に何をしたいのかを考えると検索意図は何かが見えてきます。
検索意図とは1つではない
例えば、「水着 流行り」というキーワードで検索した人は流行の水着を探している可能性が高いですよね。
夏に検索していれば今すぐ海やプール行くために水着を買いたくて探しているという検索意図が見えます。
でも12月に水着 流行りというキーワードで検索する人は旅行で海外で海に入るために水着を探している人の可能性が高いですね。海外ということもあり開放的で大胆な水着を探している。そんな風に検索意図が違うかもしれません。
2月や3月に水着 流行りで検索する人は夏に向けての今年の流行の水着を知りたいと思っている人かもしれません。早くから流行の水着を探している人はおしゃれに敏感で最新の水着を予約してでも買いたい。そういった検索意図も考えられます。
このように検索意図は1つではないことがわかります。キーワードを決めて記事を書くときにターゲットによってコンテンツの内容がかなり変わってきますね。
健在ニーズと潜在ニーズ
人が何かを検索する瞬間には2種類のニーズがあります。
- 具体的に知りたいこと、やりたいことがわかっている「顕在ニーズ」
- 検索している本人も気づいていない調べた先にある「潜在ニーズ」
おもちゃを買ったら電池が必要
子供が欲しいおもちゃがあって検索して探していたとします。
例えばAmazonで「プラレール ドクターイエロー」と検索します。
でも本人はプラレールを買ったら電池が必要という事にはまだ気づいていません。これが本人が気づいていない潜在ニーズです。
もし、プラレールのドクターイエローを記事で紹介してあげるなら電池も買った方がいいということを読み取って気づかせてあげると満足度があがりますよね。
検索意図からユーザー視点を考えた記事とは?具体例あり
具体例を見てみましょう。
『えきねっと ログインできない』このキーワードで検索した人は
- どんな人?→えきねっとにログインしたいけどできなくて困っている
- 目的は?→えきねっとにログインする方法を探している
- 最終的にしたいこと→「オンラインできっぷを買いたい」「購入履歴を確認したい」「きっぷを受け取りたい」
という風に検索意図は○○するためにえきねっとにログインしたいということですね。
ここで、えきねっとへログインできないときの対処方法を考えるわけです。
ここまでは誰でも察しがつくと思います。
もう少し深掘りしていきます。
最終的にしたいことの3つ目に書いた「きっぷを受け取りたい」は緊急性が高いキーワードの可能性があります。
駅できっぷを受け取ろうとしたときにえきねっとにログインできなくて予約番号がわからず困っていて調べているということを想定しました。
そこでえきねっとにログインしなくてもクレジットカードがあればきっぷが受けとれるという情報も書いておくと、検索ユーザーはわざわざログインする方法をためさなくても、クレジットカードを掲示するだけでいいことを知ることができます。
これで最終的な目的は達成できますね。
もちろんログインできない場合の対処方法も書いておく。
これで健在ニーズと潜在ニーズの両方が満たされます。
検索意図の調べ方
他人の検索意図は自分の想像だけでは絶対に知ることはできません。調べ方はたくさんありますが、誰でもすぐに調べることができる方法をご紹介します。
検索して上位サイトを見る
検索したときに上位表示されているサイトは実際に検索意図を読み取って作られたサイトです。ここに答えがあるので記事タイトルや、見出しを見ると検索した人が求める内容を読み取ることができます。
関連キーワードを見る
検索した時に検索結果の画面の最下部に表示される関連キーワードは文字通り検索されたキーワードに対して関連するキーワードが表示されます。関連キーワードはアルゴリズムで選択されていて過去の検索やトレンドなど色々な要因から決められているようです。
サジェストキーワードを見る
検索した時に検索窓にキーワードを入力すると、予測変換のようにずらっとキーワードが表示されます。関連キーワードと似ていますがサジェストキーワードは実際に人間が検索窓に入力された文字が表示されるようです。
Q&Aサイト、知恵袋を見る
Yahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトは検索意図を考える上でとても勉強になります。キーワードを入力することで、実際にその人が何に悩んでいるのかを質問形式で知ることができるからです。検索意図を調べる上でこれほどわかりやすい教科書はないですね!
検索意図から具体的に記事を作成する方法
検索意図が重要と今までお伝えしましたが、実際に記事を書くときにどのように活用していくのか。ちょっと整理してみましょう。
僕が実際に記事を作成するときの流れは以下の順番で書いていきます。
- キーワードを選定する
- 検索意図を考える
- 記事のタイトルと見出しを書き出す
- 本文を書く
キーワードを選定する
まずはキーワードを決めないとゴールの無い記事になってしまいます。SEOライティングを考えるときは最初にキーワードを決めます。
キーワード選びの方法は別の記事で詳しく解説します。
ちなみにここでいうゴールとは検索上位10位以内に表示されることです。記事を書いたら検索順位を測定して、必要ならリライト(記事の改善)が必要です。
僕の場合はRankTrackerを使って毎日検索順位を測定しています。
関連:【レビュー】RankTrackerは検索順位を上げるための最強SEOツール
記事を書いて放ったらかしだけはやめましょう。
検索意図を考える
キーワードを決めてから、検索意図を調べます。調べ方は本記事で解説した
- 検索上位の記事を読む
- 関連キーワードを見る
- サジェストを見る
- Q&Aサイトを見る
検索意図は自分で想像するよりも色んな所に転がっている情報を集めて整理すると見えてきます。
記事のタイトルと見出しを決める
キーワードと検索意図からターゲットが記事を読んでみたいと思うようなタイトルと見出しを考えます。
- タイトル→キーワードを含める 興味を持ってもらうキャッチフレーズ
- 見出し→ターゲットの目的を達成するための解決法
タイトルにはキーワードを含めましょう。その方がSEOとしてもいいですし、読み手からも目につきやすくなります。見出しは検索意図から読み取った疑問や最終的な目的を達成するために必要なことを書き出していくと自然と骨格が出来上がります。
記事を書く
タイトルと見出しが出来上がったら最後に文章を書きましょう。タイトルで読者に興味をもってもらい、本文を読んでもらうためのリード分(導入文)をかきます。
見出しは読者の疑問や悩みに答える形で書いていくと自然な文脈になります。