2017年からのヤマト運輸の送料値上げに続き、ゆうパックも2018年3月から送料値上げになりました。日本郵便のプレスリリースによるとゆうパックの基本運賃を平均 12%程度引き上げとのことです。これはかなりの値上げですね、ただこれにともないサービスの改善も行うとのことなのでそのあたりもご紹介していきます。
もくじ
実際いくら位の値上げになるの?
12%と言ってもピンと来ませんが実際の料金はいくらくらい値上げになるのでしょうか。プレスリリースに書かれている表を見ると+40円~290円の値上げ幅となっています。また、表の下に小さく10個以上差し出すときの数量割引も廃止!!とあります。
引用元: 日本郵政 ゆうパックのサービス改善と運賃改定等のお知らせ
http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2017/00_honsha/0905_02.html
新たなサービス
ゆうパック料金改定にともない2018年3月から実施(予定)の新サービスをご紹介します。新たに導入されたサービスは3つ。
- Web 決済型ゆうパック
- 自宅で確実に受け取るサービス
- 身近で受け取るサービス
それぞれどのようなサービスか見ていきましょう。
Web 決済型ゆうパック
名前の通りWEB上で事前に料金を支払います。決済方法はクレジットカードなど。
自宅で専用アプリを使って印刷、その他郵便局やコンビニで宛名ラベルを印刷します。
発送方法は郵便局やコンビニ、はこぽすへの荷物持ち込み。
これにより基本料金が180円割引になります。宛名ラベルや集荷の手間をこちらが受け持つ分割引になるといったところでしょうか。配達員の方もまとめて荷物を受け取れますね。
自宅で確実に受け取るサービス
荷物の受け取りに関するサービスが使いやすく変更されます。
指定場所配達サービス
荷物を届けてほしいけど、家に確実にいる時間がわかならい時などに玄関先や車庫など、あらかじめ指定した場所に荷物を届けておいてもらうサービスです。これによって不在の場合も指定場所に荷物を届けておいてもらえます。
配達希望時間帯の拡充
配達希望時間帯が追加されます。
現在は
- 12 時-14 時
- 14 時-16 時
- 16 時-18 時
- 18 時-20 時
- 20 時-21 時
の時間帯を選べるようになっていますが今回の変更で
19 時-21 時
も選べるようになりました。この変更も19時からなら確実に在宅している人などにとってはうれしい変更ですね。
初回受取日時・場所の指定ができるサービスの拡充
再配達に限らず、まだ届いていない荷物の配達先や日時を変更できます。勤務先やコンビニ、はこぽす、郵便局受け取りなどに変更することが可能になり。これによって再配達の手間を無くすことになりますね。変更後は荷物が指定場所に届いているか確認して取りに行けるようにホームページで追跡も可能とのこと。
受け取り可能な場所を追加
主要都市(東京、千葉、埼玉、神奈川)を中心にはこぽすが増設されるそうです。受け取る人が仕事帰りや買い物途中に荷物を受け取ったりもできるように、商業施設や駅、コンビニなどに宅配ロッカーが配置されるとのことなので、利便性はかなりあがりますね!
受取ポイント付与サービス
ポイント制が導入されて受け取り方や受け取り場所によってもらえるポイントが変わってくるそうです。詳しいポイントの振り分けはまだ発表されていませんが、配達の負担が少ないほどたくさんポイントがもらえるというシステムではないでしょうか。今後情報が公開されればまた追記していきますね。