郵便局留めというのは郵便物を自宅ではなく、指定する郵便局に送ってもらうサービスです。家を不在にする事が多い人や、差出人に個人情報である住所を知らせたくない場合などにも利用されます。

相手が自宅宛に送ったゆうパックなどの郵便物を途中で郵便局留めに変更してもらう時の手順や注意点をご紹介します。


もくじ

ゆうパック発送後の局留めの変更手順

ゆうパックが発送された後に局留めにしてもらうための変更方法ですが、事前の申込みなどは特に必要なく、局留めにしたいという連絡のみで利用できます。

変更手順

  1. 局留めにしたいゆうパックの「お問合せ番号」を手元に準備しておく。
  2. ゆうパックが郵便局に到着する前に郵便局へ電話で連絡する
  3. 「配達予定のゆうパックを郵便局留めにしたいのですが」と伝える
  4. お問合せ番号だけで対応してもらえる場合もありますが、配達予定日や住所、名前、電話番号まで聞かれることもあるようです。

不在時にゆうパックが届いて不在連絡票が入っていた場合

自宅にいない間に不在連絡票が入っていた場合は、局留めとは違いますが、郵便局に保管されています。この場合は再配達を依頼するか、郵便局へ取りに行くかを選べます。

郵便局へ取りに行く場合は不在連絡票と身分証明書(免許証など)を持っていきましょう。ただし不在票が入っていた当日は郵便配達員の方がまだ配達途中で持ち出しているので郵便局にはまだ無いことがあります。何時ごろからゆうパックが戻ってきているのかは分かりませんので、郵便局に電話で問い合わせてから向かうようにしましょう。

ゆうパックの局留めの注意点

ゆうぱっくを局留めにした場合にいくつか注意する点があります。

郵便局に届いた時の通知がない

自宅に届く場合と違って郵便局に届いた荷物は通知がありません。自分で郵便局に連絡してゆうパックが届いているかを確認して取りに行く必要があります。
(LINEとゆうびんIDを連携して登録している場合は通知が来るようにもできます)

食品などの場合は局留めが利用できない郵便局がある

食品などの保管管理、保冷が必要なもの消費期限が短いものは、利用できる郵便局が限られます。冷凍や冷蔵などの設備がない郵便局では取り扱ってもらえません。

保管期間が決まっている

局留めを利用した場合の保管期間は郵便局に荷物が到着した日の翌日から10日間と決まっています。

例えば4月1日に郵便局に到着した場合は4月2日を含めた10日間の保管期間にななるので4月11日までに取りに行かなくてはいけません。

(局留めではない場合に郵便局に保管される期間は7日間になっていますので異なる点に注意)

ゆうパックのコンビニ受け取りへの変更は可能か?

コンビニでの受け取りへの変更は可能です。ただし条件があります。

コンビニへの受け取り場所変更の場合は事前に利用登録が必要で、対応しているコンビニはローソン、ミニストップ、ファミリーマートのみになっています。コンビニ受け取りについての詳しい解説は別の記事でご紹介します。

まとめ

ゆうパックの局留めはうまく利用すれば、再配達の必要もなく荷物を最短で受け取る方法にもなります。もしも、頻繁にゆうパックを利用する人で、自宅を不在にすることが多い人であれば最初から局留めを利用するほうがいいかもしれませんね。そうすれば配達途中で郵便局へ連絡する必要もありませんし、自分の都合の良いときに取りにいくこともできます。

局留めや自宅以外にもコンビニや勤務先、そのほかの場所で受け取ることができるサービスも増えてきています。別の記事でもまたご紹介しますので自分に合った受け取り方法を見つけてくださいね。