シルバーウィークっていつからいつまで?

シルバーウィークとは、9月の大型連休期間のことを指します。

5月の大型連休がゴールデンウィークと呼ばれるところから、同じ大型連休という共通点と、この期間に「シルバー」に関する敬老の日があることにちなみシルバーウィークと呼ばれるようになりました。シルバーウィークという言葉が聞きなれない人も多いと思います。実は、シルバーウィークは休日に関する法律が改正されたことで近年生まれた言葉なのです。

シルバーウィークという言葉が登場したのはいつ頃なのでしょうか?

2003年からハッピーマンデー法によって、敬老の日が九月の第三月曜日となり3連休となりました。加えて、秋分の日が水曜日になる年の場合、祝日法により間の火曜日が国民の休日となります。その結果、暦の上では5連休が実現することになります。この連休期間が初めて登場したのが2009年でした。

2000年代中盤辺りには、2009年に大型連休があるらしいと話題になり始め、シルバーウィークという言葉がチラホラと囁かれるようになりました。さらに、2008年に民間の企業が行った調査の中で翌年に迫った9月の大型連休の名称を尋ねたところ、シルバーウィークが一位となりこれがマスコミなどを通じて広まっていったようです。

この言葉自体が登場してから10年とちょっとなので、聞きなれない人が多いのはそのためですね。
2009年の大型連休は9月19日から23日の間でした。また、2015年にも同様の期間で連休がありました。



シルバーウィークって次はいつあるの?

さて、次のシルバーウィークはいつ頃なのか皆さん気になっていると思います。
先ほど述べたように、この連休は不定期に出現するものなのです。秋分の日自体がその年によって変動する休日ですし、それに加えて敬老の日の2日後の水曜日にピンポイントで来なくてはいけません。

初登場が2009年、その次は2015年。次回はいつかというと…

2026年に9月19日から23日までの五連休があります。大分先ですね。ガッカリしたというため息が聞こえてきそうです。
更にその次は、2032年に今度は9月18日から22日までの期間で連休があります。あくまで法律が変わらなければという前提付きですが、シルバーウィークを再び目にするのは当分お預けですね。

ですが、ガッカリされている方に向けて朗報があります。

なんとオリンピックイヤーの2020年にプチシルバーウィークとでも言うべき連休があるのです。この年は秋分の日が9月22日火曜日に来ると予想されています。その前日の月曜日は敬老の日でお休みなので、9月19日から22日までの4連休が実現します。

本来の5連休から見れば一日休みが少ないものの、それでも貴重な秋の連休になります。
2026年まで待ちきれないという人は、2020年の4連休を楽しみにしていてください。読書の秋で家でのんびり過ごすもよし、食欲の秋で美味しいものを食べに出かけるもよし。2020年の連休に向けて今から計画を練っておくのもいいかもしれません。