奨学金破産とは?

現在、約50%の大学生が奨学金を借りている状況です。

ですが、奨学金はあくまで借金であり、大学卒業後に返済する義務があるんです。十分な収入を得られる就職先を見つけられないと、奨学金を返していくことも難しくなります。奨学金が返せなくなり、最後の手段として自己破産を行う人が増えています。

奨学金を返すことができずに破産をするという事態を奨学金破産と呼びます。2chなどをチェックすると、奨学金返済で窮状を訴える人が大勢いることがわかります。

奨学金破産と保証人

奨学金を借りるにあたっては連帯保証人と保証人または機関保証が必要になります。
連帯保証人と保証人に保証を頼んだ場合、返せなくなった奨学金についてまず連帯保証人に返済義務が生じます。連帯保証人も奨学金を返済できない場合、保証人にも返済義務が生じます。連帯保証人は親、保証人は親戚というケースが多く、奨学金を返済できないと親戚にも家族の経済状況を知られてしまいます。また、自己破産しても連帯保証人や保証人に返済義務が生じてしまうため、自己破産できないと考える人が多いようです。



奨学金破産と機関保証

機関保証は連帯保証人や保証人が不要で、保証機関に保証料を払います。
保証料は毎月の奨学金から差し引かれるため、実際にもらえる奨学金が少なくなるんですよね。

機関保証を利用した場合、身の回りの人が返済請求されることはありませんので、連帯保証人や保証人を依頼している場合よりは安心して自己破産することができます。
家庭の経済事情の関係で、大学卒業後の奨学金返済が上手くいくか不安を抱えているという方にとっては機関保証の方がおすすめできる制度だといえますね。

 

大学別の奨学金破産状況は?

大学別の奨学金破産状況について正確なデータは出ていませんが、大学別の奨学金延滞率を調べると奨学金破産しやすい大学についてのおおよその傾向はつかめます。
データによると、偏差値が低めの大学の場合、奨学金延滞率が高いです。

このことから、偏差値が低めの大学を選ぶと奨学金破産につながることが多いようです。なぜかというと、そのような大学を卒業しても奨学金を十分返済できるような収入が得られる就職先を見つけにくいということがその背景にあります。また、国際系や医療系の大学など、学費が高額であったり、留学が義務であったりするような大学の場合、借りる奨学金の金額が高額になりやすく、奨学金破産をしやすい傾向にあるといえます。